2009/07/25

経絡導引7.18

足の太陽膀胱経 ③                 

2009/07/18

Iさんからのレポートです。

板書事項

免疫 扁桃腺処置 長野式より

天ユウ(三焦経)   第二頚椎と胸鎖乳突筋

手三里  肘から三里周辺

照海   足内踝下

大椎   第七頚椎 第一胸椎間

三島註:

「以上は長野潔先生の鍼灸方式で長野式と呼ばれているもののうち、扁桃七点として知られているものです。」

兪府   胸鎖関節

補腎

腎兪  京門

実習

天ユウ(三焦経)と手三里を用いて。

三島註:

「天ユウの圧痛は扁桃周辺の炎症を示しています。手の三里でその圧痛をとる練習。これも長野式の技法です。もちろん長野式では鍼を用います。」

仰向けに寝て背骨を緩めていく。

◎頚椎の上の部分が緩んでいるのかどうか感じ取れなかった。

◎途中で呼吸がゆったりしていることに気づく

質問 腰と床との間の隙間は本当に緩むと無くなる?【体形的なことはありますが・・】

   脊椎がS字を描くのは立っている時で寝ている時は・・?

三島註:

「脊中がS字になる理由は立ったとき、頭への衝撃を緩めるためです。また四足から二本足になる過程でまだ腰が完成していないとも考えられます。中国拳法で腰椎の前弯増強を嫌うのは腰も垂直にしたいからでしょう。

床に横たわってゆったりしていると徐々に腰は伸びて後弯してきます。ただし体型的な個体差がありますから必ずしも床に着くとは限りません。また、腰の状態が悪い人、腰痛のある人も無理につけようとすると却って痛くなるので注意が必要です。大切なことは緩みきることです。それで床に着くか着かないかは副次的なこと。」

膀胱経に沿って触れる。

◎診ていくとき 触れすぎることによって それが刺激となって反応して緩んでしまうので注意が必要。

三島註:

「膀胱経第一行は診断に、第二行は治療に用いることが多いのでそのための練習です。」

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