09年10月17日 三焦経3回目
Sさんのレポート
◆肩甲骨の間を開く
三焦経の体操で、今まではただ腕で輪を作っていただけだったと気づく。やはりいろいろな動きから開くと安定するということを知る。
◆垂直気流で立ち上がる
腕をだらっと垂らして膝から離さない、とその都度言われてきたが、離れてしまった腕をただ膝にくっつけていただけ。しかし、今回、脱力してできたおかげか、くっつけるのではなく、膝をつたうのだとわかった。
三島註:
「垂直気流は坪井香譲先生によるメビウス気流法の技術です」
◆筋肉の原理
こぶしを握って腕を曲げ、相手の力に抵抗しようとがんばっても負けて曲がってしまう。しかし、手を開くと相手が腕を曲げようとしても、曲がらない。
握ることによって、筋肉が縮み、力が戻る、こもるということ・・・
以前、デパートの扉を開ける時、取っ手を握らず、開いた手を使って体で扉を押し開けると書いたが、握るとすっと向こうに力が行かない、手前に戻るような気がしていた。歩みを止めずに開けるには、手を開いた方が一気にすっとドアが開けられる。ドアノブの時は、そうはいかない。今度は特に引く時に、どうやったらもっともっと楽に開けられるか、明日やってみようと思う。(こんなことを考えるのは私だけか)
三島註:
「これは身心統一合気道で学んだ技法で、色々なところで応用されています。オリジナルは中村天風という人だという説もあります。きっと古くから伝えられていたものでしょう。天風先生を顕彰する会は今も存続しています」
◆手から感じる氣と手の表面温度
頬にしっかりした厚い氣を感じたので、さぞかし手は温かいんだろうと思ったら、意外に冷たかった。
手の少陽三焦経 2009/10/17
Iさんのメモ
板書事項及びMemo
科学〔医学〕 共通性を認識していく
医療 多様性〔一人一人〕
氣とは 思うこと〔そんな気がした〕
活力〔元気を出せ〕
天気 地気 食気
感覚として実感できるもの
内在する勢力 etc.
氣エクササイズ
感受 ⇔ 身体 ⇔ 表出
氣によるチカラ
勁 ( 地下茎 根っこ 経 ) 強とは異なるチカラ
外邪 〔六淫〕 衛氣が対応
春 夏 土用 秋 冬
肝 心 脾 肺 腎
風 熱 湿 燥 寒
暑
* 暑 自然の暑さ / 熱 人工的な熱さ
* 風 目に見えない何か
疫厲(えきれい)
疫( うつる ) 疫病 免疫 疫学的
三島註:
「六淫とは外因つまり風暑湿燥寒火という外部環境の変化によって影響を受けてしまうことです。身体内に元気や宗気が満ちており、外部を衛気がガードしていれば病気にはならないというのが東洋医療の古典的疾病観。最後の疫厲はインフルエンザなどの疫病のことです。昔から豚や鶏から何か得体のしれない病気がうつることは分かっていたようです」
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