手の少陽三焦経 ① 2009/10/03
Iさん
板書事項
三焦 薬指 ~ 眉
少陽 (外側)
衛氣
免疫 外環から内環を衛る
自己と非自己の区別
三焦 上焦 横隔膜の上
中焦 臍から横隔膜
下焦 臍から恥骨
講義の中で感じたこと
◇二人組で三焦経をなぞるとき わざと違う流れに動かすと 相手も自分もいやぁな感覚がして 明らかに違うということを身体が教えてくれた。
◇肩に手を置いてなぞっていくと上腕部の経絡が判りやすかった。
◇経絡体操 : 捻るとき腰椎 胸椎 頚椎などをバラしながら捻る意識で行うと身体の芯から捻じれるようで面白かった。
◇全く関係ないとは思いますが Arm Lesser Yang Triple Energizer Meridianの解説の中でレッサーパンダがこのLesserだと知ってAh ! でした。!(^^)!
質問
頂いた資料の2ページ目の右側に「決涜の官」と呼ばれる とありますが どういう意味でしょうか ?
三島註:
「『決涜の官』とは水の流れを管理する役人のことです。『三焦は決涜の官、水道出ず』と『素問」に書かれています。三焦のはたらきは、体液の清濁を分けて流れを良くし、有益なものは気血として用い、不要なものは尿として体外に排出するとされています。三焦は身体内をリンパのように流れる防衛網と考えるとわかり易いですね。そして体外には衛気としてバリアを作る。」
09年10月3日 少陽三焦経 1回目
Sさん
◆経絡
・腕の外側は普段触らないところ。自分での指圧は変に力が入ってうまくできないところなので、人に触れてもらって、ニの腕は気持ちがよかった。
・防寒には耳を温めるといいと言われるし、耳のマッサージをすると、ポカポカしてくる。これは、三焦経と関連?と今、気がついた。手首にファーがついた手袋もほんとに暖かい。逆に手の甲、手首がめちゃくちゃ冷たい時は、体の芯まで冷えきって何をやってもなかなか温まらない。
・体の前面には気を配れるが、体側は忘れがち(胆経もそうだが)。
・いまいちとらえにくい経絡。今月何が見えてくるか、楽しみ。
◆「じっくり」やる
・小手返しで伸展させる動き、体をねじる動きなど・・・じっくりやったら、腰が楽になった。やはり「呼吸」が大きい。背骨のひとつひとつの動きを感じるぐらいじっくり。
普段の生活の中で繊細な感覚をもって何かすること・・・気をつけてやってみたい。
唯一、時間を一切気にせずおいしいものを味わいおいしいワインを飲んでいる時は敏感ですね。
◆前々からの課題・・・柔らかい手を作る
・木でできた鈴を買った。労宮にすっぽりはまるように握って、手の感覚を観る。
ぐっと握ると、自分の手と物体の2つに分かれ、硬い木が掌に食い込む。
柔らかく力を抜いて握ると、手と木の塊は一体になり(氣で包む感じ)、木が体温と同じ温かさに変わっていく。木に吸い込まれるよう。心も落ち着く。
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