2009/11/28

経絡導引11.28



足の少陽胆経
游氣会
2001.11.28




少陽胆経は少陽部位即ち体側を巡り、身体の支持を担っている。
腓骨は腸脛靭帯で吊られている。
外踝下の丘墟の痛みは腓骨の位置に狂いがあることを示す。
同様に腓骨小頭の陽陵泉もそれを意味する。
身体の重心は百会から会陰そして両方の内踝の間を通るが、外部の胆経に荷重がかかりやすい。
これは膝関節に無理を生じる。
0脚の膝の痛みはこれである。
高齢になると膝が曲がる人が多いが、荷重を中心に持ってくることで予防できる。
荷重が内側を通るとすくっとした美しい立ち姿になる。
少陽胆経は荷重をかけるところではなく、身体を捻る動作を行う経絡であって、ここを固めることは荷重が外側を走ることで身体にとって不利益である。


実技
筋力を使わず重力を利用してからだを展開する練習。
少陽胆経と厥陰肝経を交互に動かす経絡導引。


対人操作
胆経に沿った捻転の経絡ストレッチ。
掴まない。
力を入れない。
伸展が彼方まで放出するように伸び伸びと行う。



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