愛知大学オープンカレッジ「東洋医療と経絡エクササイズ」
足の少陰腎経
2009/12/17
西洋医学的腎臓
血液を濾過し、不要なものは尿として膀胱へ送り排泄する。
有用なものは再吸収して血液中に戻す。
腎小体(副腎)という内分泌器官が接し、重要な作用を行っている。
詳細は別資料。
東洋医療的腎
先天の元気が宿る。 精を蔵する。 「作強の官」と呼ばれる。
成長・発育・生殖・老化などを主る。 水分代謝を支配する。
恐れに関係 五行は水
いのちは呼吸によって鼻から入る天の気(肺・大腸が関わる)と食物として口から入る地の気(水穀の気 脾・胃が関わる)という後天の気と、親から受け継いだ先天の気(元気・原気)によって維持される。
心・小腸はそれらの具体的、非具体的情報を整理判断し有用なものを腎に送る。腎は先天の元気と後天の気から精といういのちの素を作り、それが全身を巡るとされる。
「元気ですか」とか「精一杯頑張る」という日常会話は古い東洋医療の用語が受け継がれている。
腎が疲弊したり老化によって衰弱すると腎虚と呼ばれる状態になる。
腎は冷えやストレス、過剰塩分に弱いので注意が必要。
養生とは補腎に他ならない。
足の少陰腎経
足底湧泉から胸の兪府まで
游氣会
〒464-0850 名古屋市千種区今池五丁目3番6号サンパーク今池303号
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