2010/03/16

ケアマネ更新研修終了

本日(15日)で七日間に渡る介護支援専門員(ケアマネージャー)の更新研修が終了しました。

今日の研修は介護予防サービスについて。
これはわたしが受験した五年前には無かった制度ですから、そのケアプランの作成に関して新鮮味のある勉強が出来ました。

介護保険には介護を必要とする要介護(1から5段階)と認定される場合と、そこまで至らない要支援(1と2)と認定される場合があります。しかし現実には元気で介護を必要としない高齢者が大勢います。
介護予防とは高齢者が要介護状態にならないように、また要介護状態になってもそれ以上悪化しないようにケアすることをいいます。

介護予防には三つの段階があります。

1、元気で介護を必要としない元気な高齢者。この方たちは介護予防一般高齢者施策で対応。
2、今後近いうちに介護が必要になると思われる特定高齢者。高齢者人口の5%いるとされています。この方たちは介護予防特定高齢者施策で対応。
3、すでに支援が必要な段階の要支援者。この方たちは介護保険による予防給付がなされます。

今回やった勉強は3の段階のケースについてです。

2の介護予防特定高齢者は基本チェックリストによって洗い出され、今後介護状態にならないよう支援されます。このあたりのことは以前取得した介護予防運動指導員の研修で学んだことにも絡んでいて、勉強は色々やっておくものだと改めて感じいった次第。

後は区役所で2000円の印紙を買い、登録用の写真を添えて登録するだけです。
そしてまた五年後、同じような研修があるのですが、その頃はわたし自身が高齢者を目前とする年齢になっています。

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