知人から句集が二冊送られてきました。
『玉門関』は武馬久仁裕さん。
氏とは毎年俳句甲子園の審査でご一緒しています。
俳句は前衛派のベテランで故小川双々子門下の重鎮。
玉門関の月は俄に欠けて出る 久仁裕
旅の句をまとめて、随筆と一緒に掲載した、句集としては珍しい形。
もう一冊は杉山久子さんの『鳥と歩く』。
黒田杏子先生の「序」と夏井いつきさんの栞付き。
黎明の湖心へいそぐ花吹雪 久子
感性と詩情の豊かな作者で、私と同じ『藍生』の会員です。
『玉門関』と『鳥と歩く』。どちらもふらんす堂から出ています。
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