終末期は決して人事ではなく、いずれは自分に直接する問題ですが、つい、傍観しがち。
延命処置を拒んだ40代の女性。
延命を望んだ60代の女性。それを心底助けた夫や娘。
拒んだにも関わらず家族の意向で延命処置を行った女性。
いずれも厳しく濃密な時を過ごされました。
感動的なケースもありました。
ガンのターミナルは近い将来の終末が見えています。
しかし、神経性難病などの終末は先が見えない困難があります。
そこへ立ち向かうのは勇気と支える人たちの存在、そしてすべて関わる人々の人生観、あるいは死生観です。
どうすることが一番いいのかわたしには未だ分かりません。
ありブログにこんな記事がありました。
内科開業医のお勉強日記。
いつも参考にしているサイトです。
今回の記事は
ベルギーの安楽死:連邦委員会報告・施行実態などずさんな面が多い
http://intmed.exblog.jp/11458975/
内科医さんのコメントは
ヨーロッパの制度というと、無批判に、”善”と考える連中は、今でも多く、特に、医療福祉分野では顕著。・・・ 夢見心地のお嬢様たちにとっては、脳内理想郷があれば、それをまねすることだけで幸せが訪れるという・・・青い鳥的発想は根深い。全く同感です。
”安楽死”というのは、かなりシビアな判断が求められ、厳格に、その条件も検討されたものであるべきである。施行者側がいい加減なんてことはありえないはず・・・なのに、実態は・・・悲惨。
日本の風土にあった制度を医師、法曹、市民を交えて行う時期がとっくに来ていると思います。
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