子育てに関する大変興味深い記事があった。
「男性の貧困化」と「3歳児神話」が元凶!? なぜ母親たちは実の子を虐待してしまうのか|人口減少 ニッポンの未来|ダイヤモンド・オンライン:
父親より、継父より、母親が我が子を虐待死させてしまうケースが多いのは、子育ての責任を負っているのがほかならぬ彼女たちだからなんだ。
これが記事のポイント。
社会や行政が子育てに参画しないと、今後、子どもを育てられない家庭や最初から子どもを持とうとしない親が増えると思われる。
昔の村落では子どもは地域が育てた。
自分の子も他所の子も同様に。
以前、あるおばあさんが言っていた。
「私が若い頃は嫁が畑に行って働いている間、村のおばあさん達が神社やお寺で村の子供と遊んで守りをしていた。自分も年老いたらああやってのんびり暮らしたいと日々の労働や家事に耐えてきた。ところが年を取ったら嫁は務めに出てしまい、結局厳しい農作業は年寄りの仕事。80歳になってもいっこうに楽にならんよ」
戦前と戦後では別の社会になったのだ。
子育てを孤独な母親に押し付けることは過酷なことだ。
行政は保育所を作り、安価に預けて母親が安心して働ける環境を作らないと、日本の労働力の衰退は目に見えている。
それは家庭の経済力の減退に他ならない。
負の連鎖。
今断ち切らないとますます状況は悪くなる。
今の若い母親は。。。と言っているだけではダメだ。
昔の親は先の例のように村が子育てを支援していた。
しかも小学校を出れば多くの子どもは奉公に出た。
今とはまるで異なるのだ。
社会環境の変化を考慮した子育て環境の整備が急がれる。
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