三年半ぶりにルーマニア人女性Mが訪ねてきた。
前来た時、この写真のように彼女の子どもの背丈は治療室にある経絡人形と同じ位だったが、今日は人形が胸の高さくらいになっていた。
彼はインターナショナルスクールで英語、お父さんと日本語、お母さんとルーマニア語で会話をしているという。トライリンガルが労せずしてして成長していくことになる。
もっともインターナショナルスクールの授業料は月20万円らしいから労はあるか。
「背くらべ」という有名な童謡がある。
作詞・海野厚、作曲・中山晋平。
- 柱の傷は おととしの
五月五日の 背くらべ
ちまきたべたべ 兄さんが
計ってくれた 背のたけ
昨日くらべりゃ 何(なん)のこと
やっと羽織の 紐(ひも)のたけ - 柱に凭(もた)れりゃ すぐ見える
遠いお山も 背くらべ
雲の上まで 顔出して
てんでに背伸び していても
雪の帽子を 脱いでさえ
一はやっぱり 富士の山
童謡では柱の傷を定点として毎年こどもの日に計っている情景が詠まれているが、ここでの指標は中国製の経絡人形。
これはこれで面白い。
今度来た時はどこまで伸びていることだろう。
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