千種区の休日診療所裏のミカンの樹は、毎年多くのアゲハの幼虫の食草となっている。
昨年もその成長を楽しみにしていた。
ところがある日、多くの幼虫がいるにも関わらず根本からばっさり切られてしまった。
すっかり落胆していたが、木の生命力は確かなもので、この春にはまた幹を伸ばし枝を広げ葉が茂っていた。
そして、ある日通りかかると、幼虫が一杯育っていた。
これは楽しみと通りがかるたびに観察していた。
ところが、幼虫の食欲は大したものでみるみる葉が無くなり枝だけになってしまった。
まだ木が小さいからだ。
私は慌てて葉の残っている木へ幼虫を数匹移動した。
しかしその木の葉も無限ではない。
これでは目立って鳥に食われてしまう。
どうか無事に育ってくれることを祈るばかりである。
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