2014/08/30

俳句甲子園雑感

俳句甲子園の審査員を行った際の簡単な感想をFacebookに書いた。
Facebookに参加されていない方でこのブログを読まれている方もあるので紹介したい。


俳句甲子園の中心人物,夏井いつき姐さんはプレバトという番組でも人気だ。
超絶多忙な彼女から今年、松山で開催された俳句甲子園に誘われて生意気にも審査員を行った。正直なことを言うと、著名俳人と並んでの審査員は相当に重責だった。
しかしその機会を与えて下さったお礼を彼女のブログにコメントしたらご主人から次の返事をいただいた。


三島さま、ありがとうございました。
何よりも東海エリアの中心として活躍いただいている三島さんに松山の本戦を体験していただけたのが嬉しいです。
これからも何かとお世話になります。
よろしくお願いします。
加根 兼光 2014/08/28 12:11 PM


つまり僕に経験の機会を与えて下さった訳だ。
これは、もし、来年の名古屋地区大会の審査員の依頼が来たとしたら、もう一皮剥けた審査員として活動しなければならないということだろう。
畏るべし、夏井いつき姐さん。

このエントリーにFacebook仲間の山縣忍さんという方からコメントが付いた。高校生の俳句指導をされ、私と同様松山で審査員をされた方だ。


三島先生  東海地区のためによろしくお願いいたします。
後方支援いたします。


それに対する私の返事。

山縣さんの指導しておられる高校は確実に力を付けていますね。ご苦労さまです。

俳句甲子園は俳句上手を養成することが目的ではなく、俳句を通しての人間教育の場だと思います。そこでは指導する側とされる側、審査する側とされる側、相互に俳句を通じた教育的浸透が起こります。相互浸透の方向付けは各自の自覚によるものですが、同時にやはり指導者が行う必要性と意味があります。人生の先輩としての責務です。
畢竟それは俳句を通して充実した人生を送る力を養成し合うということですね。

来年も審査を依頼されるかもしれません。その時慌てないよう自戒しつつ日々を送りたいものです。

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