2014/11/11

名古屋市高年大学鯱城学園

今週は水曜日と金曜日、名古屋市高年大学鯱城学園で講義を行う。

東洋医療と介護予防を混在させて進める予定。

http://kojogakuen.com/

漢方の理念に「未病を治す」という考えがある。介護予防はまさにそれだろう。両者をうまく結びつけ、面白くまとめたい。

高年大学である以上、大学としての価値も維持したい。毎回、講義の冒頭に「高校までは学習であり大学は学問をする場だ。個別の学問を通じて学とは何か、人間とは何かを問う場が大学だ。ここも大学と名乗っている以上、今日の講義は内容は分かりやすけど志は高いですよ」と話をして気持ちを引き締めて頂いている。そして講義は爆笑を誘うように心がけている。

高年大学での講義も今年で14年目位になる。この講座は名古屋市が福祉協議会に委ねて行っている高齢者事業の一つだ。名古屋在住の60歳以上で通学可能の方なら誰でも受講できるが、大変な人気で申し込んでもなかなか当たらないという。以前聞いた時は約7倍という狭き門だった。今年は講座数を増やし受講しやすくしているはずだ。

それはともかく、長年教壇に立っているうちに、いつの間にか自分自身が受講できる歳になっている(汗)

今年は昨年までの健康科と生活科に加えて福祉科からもオファーがある。したがって健康科A,B、福祉科、生活科A,Bと担当することになる。しかも福祉科からは二回に分けて講義して欲しいと依頼された。したがって全部で6コマということになる。十二月に福祉科、来年二月に生活科2コマ。最初は生活科2クラスだけだったので随分増えたものだ。

白川公園や科学館を見下ろす素晴らしい教室での講義。今から楽しみにしている。

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