2013/05/22

開通

20年以上前から工事が行われていた覚王山日泰寺裏のパイパス。
久しぶりに通ったら完全に開通していました。
5月11日に開通式があったようです。

ここが20年前、里山だったとは想像もできません。


写真中央左側の森の辺りに鉈薬師があります。

鉈薬師は尾張徳川家御殿医張振甫の住居跡と円空仏で知られていますが、現在は安全のため封鎖され、日泰寺の市の日のみ開放されています。
ここの木にはカブトムシが集まるので夏の夕方には子どもたちが採集に来ていました。

出来上がった道(池内猪高線)を水道みち緑道から日泰寺裏まで歩いてみると結構な距離があります。

里山の破壊や多くの家の立ち退きなど市民の生活に深く関わった末の地味な開通。

果たして今日、この道に意味があるのか否かは不明ですが、出来てしまえば街が動くことでしょう。景観は橋脚の下も含めて市民の場として工夫され美しく整っています。

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