2010/11/25

認知症サポーター

本日、午前中愛知大学オープンカレッジで講義。
背中のマッサージと経絡指圧について。
呼吸法と経絡の説明をもっとする必要があるかも知れない。

午後は二時から認知症サポーター養成講座を星が丘の千種区東部包括支援センターで受講する。
これは厚生労働相の試みで全国に100万人の認知症サポーターを養成しようとするもの。
実際には平成22年3月31日時点で、1,709,924人に達しているらしい。


昨日の新聞にはコンビニのサークルケイ・サンクスも参加していると書かれていた。
また、千種区にある愛工大名電高校も全校生徒が受講しているとか。イチローの母校だ。

認知症サポーターとは

認知症の人と家族への応援者である認知症サポーターを全国で100万人養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。
全国キャラバン・メイト連絡協議会では、都道府県、市区町村など自治体や全国規模の企業・団体等と協催で認知症サポーター養成講座の講師役(キャラバン・メイト)を養成します。養成されたキャラバン・メイトは自治体事務局等と協働して「認知症サポーター養成講座」を開催します。
現在のサポーター養成数等については「認知症サポーターの養成状況」をご覧ください。

全国キャラバン・メイト連絡協議会

東京都新宿区市谷田町2-7―15近代科学社ビル4階

電話:03(3266)0551  FAX:03(3266)1670
全国キャラバン・メイト連絡協議会は、キャラバン・メイトを養成するほか、サポーター講座開催への支援や、全国のキャラバン・メイトや認知症サポーターの養成数を把握するなど、本部機能を担っています。
ということ。

興味ある方は
認知症サポーター100万人キャラバンを御覧下さい。
誰でも受講できます。
受講の申し込みは各地域包括支援センターまで。

2010/11/20

高年大学での授業

17日水曜日、名古屋市高年大学鯱城学園健康学科で講義を行って来ました。

テーマは「暮らしに活かす東洋医療」。

医療から医学への歴史。
なぜ東洋医学でなく東洋医療なのか。
今日、どうしてエビデンスのはっきりしない東洋医療が生き延びているのか。

そんな話をしながら科学の歴史や具体的な東洋医療の見方、考え方を披露してきました。

東洋医療の根本は天人合一思想。
夏目漱石の則天去私と同じ。

それを理論付けるための方便として
陰陽という弁証法に似た現象理解の方法。
五行説はそれぞれが関係の中にあるという考え方。

いずれにしても現象には原因がある、それを探る方法として当時はこれらの手段しか無かった。
いまならCTもMRIもあるけど。
・・・などと説明。

あとは本来の元気の意味や気血水、内因外因論などの古典的生理学。
簡単なツボの勉強で終了。

楽しい1時間半でした。

2010/11/12

女性は米食多いほど糖尿病発症リスク上昇

CBNewsから。
国立がん研究センターのレポート。

今回の調査結果について研究班は、米食のほとんどを占める白米では食後の血糖値上昇の指標であるグリセミックインデックスが高いことを挙げ、エネルギー消費量が少ない人が白米を多く摂取すると、糖尿病リスクが高まるという相関関係があるとした。
 このため、糖尿病を予防するには日ごろからの運動を心掛けるとともに、米飯には粟や麦など食物繊維やマグネシウムを含む雑穀を取り入れるなどして、米飯摂取後の血糖値上昇を抑える工夫が必要としている。

と書かれています。 

2010/11/10

愛知学院大学モーニングセミナー

昨日の愛知学院大学モーニングセミナーの様子がHPに掲載されました。

テーマは「骨粗しょう症」です。
講師は愛知医科大学 整形外科 准教授 神谷光広先生。

介護が必要となる原因の一位は脳血管障害。
二位が加齢による衰弱。
三位が骨折・転倒。

骨粗しょう症は寝たきり原因の第三位の「骨折・転倒」を招く症状です。
誰もが関心をもつテーマでしょう。
実際、最後の質問のときに骨折経験者が多いのには驚きました。

骨粗しょう症は加齢と共に進行します。
これは誰もが避けられないものです。
予防は食事と運動しかありません。
治療もそれらに加えて薬物療法です。

食事として推奨されるのは牛乳と納豆、きのこ類。
これらはカルシウムやその吸収を助けるもの。
さらにビタミンB12や葉酸のため魚介類、肉類、海藻類。
さらに野菜全般、豆類。
ビタミンB6のための牛や豚、鶏のレバー、魚の赤身、ひまわりの種やピーナッツなどの種実類。

要するに何でも食べろということですね。


全体を通じて、大変わかり易い話でした。
基本的にはあくまでも生活習慣で予防すること。
薬を第一に考えないこと、というのが結論でした。

この結論に対しては最後に質問された女性の意見が大いに反映されています。

HPには当日の動画が出ていますから御覧下さい。

愛知学院大学モーニングセミナー
http://www.agu-web.jp/~seminar/index.php?ID=49

2010/11/07

パランセ通信 二号

韓国伝統文化研究会「パランセ」の通信ができたと主催者の李さんから画像が送られてきました。
パランセとは韓国語で青い鳥のことだそうです。

この会の主な目的のひとつは韓国伝承舞踊の金利惠さんの活動のサポートです。
じつは会報の二号はわたしが依頼されて書きました。

11月30日。今池のTokuzoで「素顔の金利惠に会う」と題したトークと舞の集いがあります。

お問い合わせはinfo@tokuzo.comまで。





2010/11/03

消費者向け情報 冬の病気の準備

食品安全情報Blogからの引用です。
FDAアメリカ食品医薬品局といって厚生労働省のような組織。

以下引用。

[]消費者向け情報 冬の病気の準備Add Star

Get Set for Winter Illness Season
11/01/2010
北半球は冬に向かい、風邪やインフルエンザの流行シーズンになる。
予防のためには
・インフルエンザワクチンを接種する
・頻繁に手を洗う
・感染したヒトへの接触をできるだけ減らす
・ストレスチェック
・健康的食生活
・よく寝る
・運動する
喫煙は呼吸器疾患に罹りやすく症状を重くする。
もし罹ってしまったら
・医師に相談
・他の人にうつさない
・水分を十分摂って休む
・薬についてよく知り適切な医薬品を選ぶ。子どもに薬を与える場合には医師に相談する。
・症状が改善しないあるいは悪化するような場合は病院に。