2013/02/20

三菱名古屋病院院長 高橋成夫先生

2月19日の中日新聞の健康欄に知人の記事が出ていました。
現在、三菱名古屋病院の院長をなさっている高橋成夫先生です。

高橋先生は膝の専門家としてとても有名な整形外科医ですが、実は子供の頃のご近所さん、小中学校が同期だった方です。

小学校の時、彼のお母さんが

「しげちゃんは一人っ子だからうちに遊びに来てね」

とよく仰っていました。
そこで僕達は彼の家に時々押しかけました。
彼の家には高価なレールの上を走る電車の模型などがあって、僕達は夢中で遊びました。そんなところへお母さんが上品な紅茶とケーキなど出して下さったのです。

遊んでいるうちに時は過ぎます。
4時頃でしょうか。

「しげちゃん、お勉強の時間よ」

とお母さんが声をかけ、彼はお母さんと一緒に二階へ上がって勉強を始めます。
しかし脳天気な僕らは模型に夢中でずうずうしくそのまま遊んでいました。

そうこうするうちにお父さんがお帰りです。そこで僕達も家に帰るのでした。


中日新聞



僕は高橋君に尋ねました。

「君は何時遊ぶの?毎日あんなに勉強するの?」

すると彼はさも当然のように

「いつもそうだよ、お母さんが勉強をみてくれて、その後お父さんと交代。お母さんは夕飯の支度」

彼は素直で優しいとてもいいお友達でした。
決してガリ勉ではなく中学に入っても確かハンドボール部で活躍していたと記憶しています。
僕は彼に対して嫌な思い出は全くありません。

高校は別々になりました。当然です、彼は優秀な高校へ進学しましたから。
それで彼とは中学卒業後は一度も会う機会がありませんでした。
ところが数年前、偶然ネットで彼の名前とメールアドレスを発見してメールのやり取りをしました。なぜなら彼は有名なドクター故にメールアドレスが公開されていたからです。

彼は現在三菱名古屋病院の院長先生として臨床と経営に多忙な日々を送っておられます。しかも膝の手術にかけては権威と称される程になっています。

高橋先生は少年の日と同じく優しい思いやりで患者さんに対応しておられることでしょう。これは彼の少年時代を知る者として、また彼から届いたmailの行間から強く感じたことです。



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