2009/08/18

経絡導引8・8 その2

足の少陰腎経 ②     

2009/08/08

Iさん

■板書事項

メビウス → ゆるめ

垂直気流 → 軸   気流法

三島註:

「メビウス気流法の基本的な技法。メビウスの動きで身体の気を巡らせ、垂直気流で重力との関係を見直します。」

■話の中で

恥骨を前に出すと骨盤が立つ

アスリート(ex.フィギュアスケート)の軸に観ている人の軸が共鳴する

解放」により得られるものは「可能性」

日本の軸 ↓   ヨーロッパの軸 ↑  文化の違い

腕には腕の軸がある

舞 = 足

三島註:

「舞という字は衣を被って踊るという絵です。無と共通しています。無は衣を干してある絵。無とは衣によって向こうが見えなくなってあたかも何も無ようにみえる。しかし存在しているという意味を含んでいます。無の下の四つの点は柵を示しているという説があります。それに対して舞の下は足のことです。」

■疑問 : 立位での恥骨の解説でしたが 座位で軸を作るときに「腰を立てる」という場合も同じですか ? 正座 趺坐 椅子など微妙に変わる気がしますが・・・

三島註:

「言葉で示した場合、それは比喩だと思ってください。大切なことは骨盤が立っているという感覚であり自覚です。反り腰で立って腰椎の三番辺りに上半身を乗せている人が多いのでその場合は恥骨をやや前に送る感じで軸が通ります。逆に後湾増強で腰が曲がっているタイプ、お臍辺りに横しわが寄りますが、そうしたタイプはむしろ臍を前に送る方がいい場合もあります。こうした修正のためにも軸の通った感覚が大切なのです。形や言葉で覚えても不十分です。正坐、胡坐、腰掛など全て感覚は異なります。微妙に変わるという疑問は感覚がしっかりしているのですからいい傾向ですね。」

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