2011/10/06

からだとことばの想像力

からだとことばの想像力~共感の時代へ
     身体は脈動する・言語は照らし出す

という講演の知らせが届きました。

主催は∞気流法の会。主宰は坪井香譲という方です。

ゲストが素晴らしく詩人の谷川俊太郎さん、音楽家の木村弓さん(『千と千尋の神隠し』主題歌の作曲と歌)、詩人の覚和歌子さん(同曲作詞)。
この方たちは∞気流法という身体メソッドの稽古に参加されておられます。


十代の終わり頃、『極意 精神と肉体のドラマ・武道』という本を読みました。著者が今回の主催者坪井先生です。当時は本名の坪井繁幸でした。

その本は武道やスポーツ、仕立て職人や芸術家などの優れた人の中に貫いて存在している極意を明らかにしようという内容でした。

それまで極意とは形などないものであり、文字面から「極まった意識あるいは意を極める」という精神や哲学の問題であって、決して白日にさらすことのできない玄妙にして不可思議な存在だと考えていました。

ところが坪井先生は実際にさまざまな優れた人たちに会い、話を聞き、その技を目の当たりにして極意を解き明かそうとされたのです。

その結果、達人と言われる人たちの身(み)の使い方に共通の法則があることに気づき「身体の文法」と名づけられました。それは次に出された著書『黄金の瞑想・よみがえる心と体のメッセージ』で発表されました。

二十代の数年間、坪井先生に親炙することになり、その影響は身心の深層に今でも残っています。その縁で気流法の二十周年のイベントに招待され、壇上で坪井先生と宮澤賢治に関して対談させていただきました。

http://h-mishima.cocolog-nifty.com/yukijuku/2011/06/no90-e276.html

現在、坪井先生との交流は淡きこと水の如しですがこうして折に触れてご案内をいただきます。

ご関心のある方は覗かれてはいかがでしょうか。

日時 2011年11月20日日曜日 午後1時半開演
場所 東京ウィメンズプラザホール
費用 3300円 学生2500円

電話 042-378-6648
携帯 090-9107-3833





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