2011/11/23

大きな曲がり角に立つ介護 野口悠紀雄


大きな曲がり角に立つ介護 野口悠紀雄

経済学者の整然とした理論は納得する部分もあるけど、それだけでは物理学と同じで人間の情が読めてこない。
しかしこの論は、ネットの拾い読みだけど経済構造の流れを俯瞰しており分かり易かった。

以下抜粋。

製造業の賃金は低下しなかった。製造業が放出した雇用の受け入れ先(すなわち介護)の賃金が低かったために全体の賃金が低下したのである。 中略 それは、介護が基本的に介護保険という公的施策の枠内で行われてきたからである。

0 件のコメント: