2011/09/02

楽而不流 哀而不悲

韓国伝統舞踊の金利惠さんが今年も今池のライブハウス得三にいらっしゃいます。

「素顔の金利惠に会う」パート2
  ~幻想譚 哀夢「愛の幻影」 本公演をめざして~

日時 2011年11月10日木曜日 18時開場 19時開演
開場 今池Tokuzo 得三http://www.tokuzo.com/
入場料 前売/2500円 当日/2800円
チケット予約 052-733-3709

この催しを主催される李銀子さんから会報「パランセ通信3」が届けられました。
ここに詳細な説明が書かれています。

このエントリーのタイトルは彼女の文章のタイトルからの引用です。
言葉の由来は韓国琴の創始者于勒(ウルク)という方が弟子の演奏に感動して詠んだものだそうで

「楽しくても放恣に流されることなく、哀しいとき、その悲しみにうちひしがれることがない、これこそ清らかで、かつ正しい音楽だ」

という意味。

左隅に拙文も掲載されています。



金さんは俳句も堪能で、奇しくも黒田杏子という私と共通の師縁を持っています。
さらに前述したように知人の張さん・李さん夫妻とは懇意の仲。

世の中狭いとはこういうことでしょう。

1 件のコメント:

游氣・ゆうき さんのコメント...

facebookに以下のコメントが付きました。

恵比寿さまを祀る島根県松江市美保関町「美保神社」。

年一回の恵比寿音曲祭にて、利惠さんの舞の奉納がありました(2011/7/30)。

参道と階段を上りきった先には、木の香りに満ちた境内と丸太の社殿。刻々暮れゆくなかに太鼓の音が響き、そして、純白のチマチョゴリが音もなく登場、篝火に照らされる利惠さんの綺麗だったことといったら!

当たり前ですが、藍生しまね吟行句会が奉納講演の前にあり、その前には美保湾に復元北前船「みちのく丸」周航もありと、句縁も、先人との縁もしみじみと考える一日でした。