能の旅人
のうのう能in名古屋
という催しに出かけました。
演目は「天鼓」。弄鼓之舞という小書があります。
能には全く疎いのですが、ありがたいことにこの催しは能に先立って観世喜正というシテを演ずる能楽師自らが解説をしてくれるという親切な企画。
しかも11ページもある立派な解説書まであります。
高校の後輩の中所さんが地謡をされるのでこれはいい機会と出かけたのですが思わぬ拾い物。これは能の初心者にうってつけの催しであり、能を多くの方に理解してもらいたいという能楽師の意気込みが伝わってくる試みでした。
次回は千種文化小劇場で安達原が予定されています。
日時は平成24年3月20日。
問い合わせは
のうのう事務所
03-3266-1020
さらに以前紹介した中所さんのシテで松風が来月名古屋能楽堂で行われます。
10月1日土曜日 午後1時開演。
演目は
田村
薩摩守(狂言)
松風
わたしは数年前、所属している俳句結社「藍生」の全国大会で須磨の浦に行きました。そこが松風の舞台です。地元の能楽師親子による舞を拝見したことを強く覚えています。
お時間のある方はぜひ足をお運びください。
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