2009/07/06

経絡導引6・27

太陽小腸経  2009.06.27

Iさんからの受講メモです。

三島註:

「小腸の働きは脾によって摂り込まれた地の気つまり水穀の気と呼ばれる後天の気を選別して体内に取り込む役割を担っていると考えられます。現代の医学でも小腸はそれ自体食物を選別する能力があると明らかにされてきました。実証医学と経験医療の面白い符合です。

肺・大腸 脾・胃は IN PUT

心・小腸 腎・膀胱は PUT IN ORDER

心包・三焦 肝・胆は OUT PUT

と考えられます。

情報は身体を通過します。これをまとめると

収集 → 身体【整理】→ 表現

となるでしょう。

身の在りようが情報を選び表現を規定するのです。

天気図

天を候う → 天候

天の気を候う → 天気

観天望気

高気圧 → 実

低気圧 → 虚

三島註:

「天気図の中に高気圧と低気圧があります。これは身体の中の実や虚と同じように考えられます。つまり現象の奥に気が存在し、その気の性質を読み取ることで身体を理解し、治療に応用するのです。これを八綱分類といいます。」

【八綱分類】

陰陽 

虚実 

寒熱 

表裏

この分類に関しては田辺製薬のサイトを参考にしてください。

http://www.mt-pharma.co.jp/healthcare/school/medicine07.html

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